
DailyHelm:AI搭載BIツールによる日次事業レビュー
接続した事業データから、今日確認すべき変化と施策を整理。

DailyHelmは何をするサービス?
DailyHelmは、事業に使っている分析・広告・決済サービスのデータを読み取り、日々の変化と優先して確認すべき施策をまとめるAI搭載BIツールです。創業者、EC運営者、小規模チームが複数の管理画面を確認する際の出発点として使えます。
日次レポートでは上位3つのアクションを示し、根拠、予想される影響、確信度、実行の手間を添えます。たとえば売上につながる転換率の低下や広告費の変化を調べるきっかけになります。既存のダッシュボードと併用するもので、判断の正しさや収益改善を保証するものではありません。外部サービスへの接続は読み取り専用です。
最初のレポートを確認するまでの手順
- アカウントを作成し、販売するもの、顧客、重視する指標を入力します。
- Connectionsから、権限を持つ対応サービスを少なくとも1つ接続します。
- 定期レビューを待ちます。サポートは初回を翌朝、毎日の実行時刻を04:00 UTCと説明しています。日本時間では13時なので、日本の朝に届くという意味ではありません。
- アプリ内またはメールの要約を読み、期間・フィルター・通貨をそろえて元データと比較します。
- 不明点をAriaに質問し、提案を採用・保留・却下して整理します。必要な変更は担当者が元のサービスで実施します。
接続していない決済や広告の情報まで分析できるわけではありません。接続直後に完成済みの診断が出ると想定せず、最初の定期処理を待つ必要があります。
6つのエージェントが見つける確認ポイント
Irisはアクセス解析、ファネル、集客経路を確認し、Pitchは広告費や広告効率を見ます。EchoはSEO、インデックス、クロールの問題、Adaは最近のコード変更に関連する手掛かり、Pennyはコスト、Sageはサイト性能とコンバージョンの障害を扱います。結果は予想される収益への影響を基準に並べられます。
対話アシスタントAriaには、結果の理由を追加で質問できます。ただし提案の採用操作はDailyHelm内のステータス管理であり、広告停止やページ公開を実行する操作ではありません。
AdaのGitHubアクセスは、直近90日のコミット・PRメタデータ、ファイルツリー、選択されたREADMEやpackage・設定ファイルなどと説明されています。全ソースコードや秘密情報を使った包括的監査と考えないでください。AIの推測は不完全な場合があり、実行前の確認が必要です。
対応サービスと複数アカウントの制約
公式の連携一覧にはGA4、Google Search Console、GitHub、Stripe、Google Ads、PostHog、Zendesk、Site Crawler、Slack、Shopify、Squareが掲載されています。Meta AdsとHubSpotは提供予定の表記です。
サポートによると、現状は1ユーザーにつき各連携で1アカウントを接続できます。複数アカウント対応は予定段階のため、複数ブランドを扱う代理店は事前確認が必要です。読み取り専用の接続から外部の広告、投稿、取引を変更することはありません。
無料試用と月額プランの違い
2026年10月8日に確認した英語の料金ページは、カード不要の7日間試用と次の月額料金を案内しています。
| プラン | 公開月額 | 利用席数 | Ariaメッセージ/月 | 分析履歴 |
|---|---|---|---|---|
| Solo | $99 | 1 | 30 | 60日 |
| Growth | $199 | 3 | 75 | 1年 |
| Scale | $349 | 無制限 | 150 | 無制限 |
全プランに6エージェントとAriaが含まれますが、対話数には上限があります。事業ごとに契約が必要で、ScaleにはAPI、Webhook、PDF出力も掲載されています。これは英語ページのドル記号による表示で、日本向けの円価格や税込決済額を確認したものではありません。
一方、利用規約には無料のプライベートベータという説明が残っています。永続的な無料プランの存在は確認できないため、登録時に試用・課金・機能権限の適用条件を確認してください。
データはどこで処理され、いつ削除される?
プライバシーポリシーは、事業プロフィール、接続データ、Ariaとの会話を扱い、外部サービス提供者も利用すると説明しています。顧客データを汎用AIモデルの学習に使わないとしていますが、端末内だけで処理するという意味ではありません。Firestoreの保存先として米国us-central1が記載され、処理委託先の別の国も対象になります。
セキュリティ説明では、EU内保存、SOC 2、トークン暗号化の一部が計画段階です。他ページの暗号化表現と一致しない箇所があり、認証取得済みとは扱えません。
接続解除では新規取得とインデックスデータが停止・削除されても、以前の分析結果は残ります。アカウント削除は別で、プライバシーには最長30日と法的例外、サポートには7日と記載があります。必要な保存・削除条件を導入前に確認してください。
利用規約では、顧客データの所有権は利用者に残り、接続先へのアクセスを許可する権限が必要とされています。
APIで分析結果を業務フローに取り込む
ScaleはREST/JSON API、Webhook、PDF出力を案内しています。APIドキュメントでは事業単位のBearerキーと読み取り専用・読み書き権限、1キー毎分120リクエストの上限を説明しています。書き込み対象は分析ステータスやメモなどDailyHelm内の記録で、外部サービスの読み取り専用権限は変わりません。
公開例のベースURLにはstagingが含まれ、SDKも提供予定です。本番エンドポイントと契約上の利用権限を確認してから実装してください。
導入前によくある疑問
DailyHelmは無料で試せますか?
料金ページはカード不要の7日間試用を案内しています。ただし規約には無料ベータの説明も残るため、登録時に適用条件を確認してください。永久無料のプランは確認できません。
すべてのサービスを接続する必要がありますか?
いいえ。サポートでは少なくとも1つの連携を有効にする手順を案内しています。最初は調べたい課題に合うデータ源を選び、未接続のサービスの情報は含まれないと考えてください。
業務データはAIの学習に使われますか?
公式方針では顧客データを汎用モデルの学習に利用しません。ただしサービス提供のためのデータ処理と外部委託は行われるので、保存場所や対象データをポリシーで確認する必要があります。
公式ヘルプと問い合わせ先
- ヘルプとサポート:接続設定、レポート時刻、アカウント操作。
- DailyHelmへの問い合わせ:料金、提供状況、保存条件の確認。





