
fastbrowse:AIによるブラウザ自動化と検証できる結果
エージェントに操作を任せ、引用と実行状態を確認。

fastbrowse は、AIによるブラウザ自動化をアプリやエージェントに組み込むためのオープンソースツールです。自然言語で目的を渡すと、ページを読み、リンクや入力欄を操作し、結果を確認します。CLI、Python・JavaScript SDK、MCP と、別サービスのホスト型 API を選べます。回答にはページの引用が付くため、根拠を追いやすくなっています。
このサイトは何に使う? わかりやすく説明
fastbrowse は、AI にブラウザ操作を任せるための実行ツールです。「このサイトで情報を探して」「必要な項目を取り出して」と目的を指定すると、エージェントが画面上の操作を選びます。パッケージのバージョン調査、商品情報の整理、許可したフォーム処理などが用途です。
公式サイトは導入手順とホスト型サービスへの入口です。自分で動かす場合はモデルの API キーとブラウザを用意します。開発者や、実行ログを確認しながら自動化したい技術利用者に向いています。
引用と実行状態から結果を確かめる
Jev が番号付きのページ要素から操作を選び、LLM が計画と読解を担当します。操作後に再びページを観察し、終了時には要求事項と根拠を照合します。
調査では対象ページと取得項目を明示し、引用が回答を支えているか確認しましょう。複数段階の作業では、要求した変更がページに反映されたかも検査します。SDK は schema で検証した構造化出力に対応しますが、形式が正しくても情報源の正確さは別途確認が必要です。
complete が完了検査に合格した状態です。unverified は根拠が不足しており、成功として扱うべきではありません。引用元のページが古い場合もあります。
ローカル、クラウド、MCP を使い分ける
ローカル Chrome、別途キーが必要な Browser Use Cloud、CDP による既存ブラウザへの接続を利用できます。ログイン済みプロファイルも再利用できます。Python は run_task、JavaScript/TypeScript は Node.js 20 以上で利用し、後者は Python の別途導入が不要です。
fastbrowse-mcp は browse ツールを公開し、サーバー側で権限と予算上限を設定できます。エージェント用スキルは手順を追加するもので、キーやブラウザの準備は必要です。ホスト型は POST /v1/runs で実行し、テストキーは実サイトに触れないシミュレーターを動かします。
最初は公開ページの読み取りから
公式の導入手順に従い、uv、Chrome または Chromium、環境変数 OPENROUTER_API_KEY を準備します。
uvx fastbrowse "Read the current top story title and cite the page" --start https://news.ycombinator.com/ --local --json
--local で手元のブラウザを使い、--json で状態、手順、引用、費用を取得します。状態を先に確認し、引用を開いて結果を照合してください。継続利用ではステップ数、モデル費用、実行時間を別々に制限します。ステップ数や金額だけでは総所要時間を制限できません。ローカル実行でもモデル料金は発生し得ます。
無料枠とホスト型の料金
2026年11月1日確認。以下は公式の米ドル建て月額料金で、適用税は別途です。最新の料金と制限を確認してください。
- 自己運用:MIT ライセンス。モデル API と任意のクラウドブラウザ費用は利用者負担。
- Free:月 $2 の実行枠、同時実行 1、履歴 7 日、追加購入分を含め月 500 回まで。カード不要。$2 で賄えるのは最低単価でも最大 400 回です。
- Starter:月 $29、実行枠 $35、同時実行 5、履歴 30 日。
- Pro:月 $199、実行枠 $250、同時実行 25、履歴 90 日。
- Scale:月 $999、実行枠 $1,400、同時実行 100、履歴 180 日。
- Enterprise:リソース、保存期間、データ所在地などを個別契約。
実行は基本の実行料と使用量で計算され、最低 $0.005 です。月間枠は繰り越せず、購入した追加枠には有効期限がありません。ログイン、CAPTCHA、確認待ちで止まっても実施済み作業は課金対象になり得ます。プラットフォーム障害、プロバイダー利用不可、キャンセル、待機期限切れ、テストキーは課金されません。
パスワード保護とページ情報の送信
シークレットは許可されたオリジンへの入力時に解決され、モデルには名前だけが渡ります。ログイン済みプロファイルやロック解除済み Bitwarden CLI も利用できます。ホスト型の保存シークレットは暗号化されます。
一方、プライバシーポリシーでは、作業に必要な指示文とページ内容がモデル提供者へ送信されると説明されています。ホスト型の実行記録はプランの履歴期間に従って保存されます。ブラウザがローカルでも、AI が完全オフラインとは限りません。
未承認の不可逆操作と判定された場合は needs_confirmation で停止しますが、判定の見落としはあり得ます。重要な送信や変更は範囲を明示し、結果を確認してください。
よくある質問
ブラウザ自動化は無料でできますか?
MIT のソフトウェアは無償で利用できますが、モデルやブラウザ基盤の料金は別です。ホスト型 Free には月間枠と回数制限があります。
手元の Chrome で実行できますか?
--local で実行できます。既存ブラウザへの CDP 接続も対応します。公式手順で必要なキーとブラウザ設定を確認してください。
パスワードを保護すればページ内容も送信されませんか?
別の扱いです。パスワード値をプロンプトから外す仕組みはありますが、タスクに必要なページ内容はモデルに渡ります。機密ページを対象にする前に確認が必要です。
公式ドキュメントと開発情報
- ドキュメント一覧:CLI、SDK、MCP の設定。
- GitHub ソースと Issues:実装、ライセンス、不具合報告。
- サービスのヘルスチェック説明:障害確認と報告方法。公開の障害フィードや稼働率表示はありません。





