
Polylane:本番障害の調査と修正を支援する AI SRE
本番環境の情報をつなぎ、根拠を確認できる調査と修正 PR へ。

Polylane は何をするサービス?
Polylane は Coreplane Labs が提供する、開発者やオンコール担当者向けの AI SRE ツールです。許可したクラウド、リポジトリ、監視データを参照し、本番アプリの不具合を調査します。コード変更で対処できる場合は、チームが確認できる修正 PR を作成します。
ログをチャットへ貼り付けるだけでなく、サービス間の関係や変更履歴を踏まえて調べる補助役と考えると分かりやすいでしょう。既に稼働中のアプリを持つチーム向けであり、すべての障害を解決する保証ではありません。
原因の説明と証拠を一緒に確認する
コンテキストグラフはクラウドリソース、コード、依存関係、可観測性データを関連付けます。エージェントはログ、メトリクス、トレースを通常時の挙動と比較し、異常を調査します。結論だけでなく、その根拠となった情報を追えることが評価のポイントです。
試す際は、よく知るサービスと時間帯を指定して、エラー増加前のデプロイや関連リソースを質問すると検証しやすくなります。これは評価方法の提案であり、デプロイが必ず原因だという意味ではありません。
接続前にデータ学習の設定を見る
利用規約ではセルフサービス契約の学習許可が初期状態で有効です。オプトアウトは今後の収集に適用され、既存データが自動削除されるわけではありません。プライバシー方針には米国で処理される可能性も記載されています。機密コードや個人情報を含むログを接続する前に、学習設定と権限を確認してください。プラットフォーム全体がオープンソースという意味でもありません。
最初の調査を始める手順
公式クイックスタートでは、ブラウザーからの接続方法を確認できます。
- Google、GitHub またはメールでログインし、ワークスペースを作成します。
- Settings から GitHub App を導入し、リポジトリとクラウドアカウントを接続します。
- テレメトリーを接続します。AWS、Cloudflare、Vercel などは直接ログやメトリクスを提供でき、別の監視製品が必須とは限りません。
- Threads の New thread でサービスや直近の変更について質問します。
- 調査と Fix run を読み、作成された PR を通常の CI とレビューで検証します。
Kubernetes、Datadog、Sentry、Slack との連携も公開されています。CLI と MCP を使えば開発エージェントにも本番の情報を渡せます。接続方法は polylane setup の説明を参照し、自社の対象サービスが対応済みか確認してください。
PR の変更を本番環境と照合する
PR レビューでは差分と本番のメトリクス、ログ、未解決問題を調べます。テストだけでは分からないリソースや依存関係への影響を確認する用途です。ドラフト PR は対象外で、マージを止めたい場合は分岐保護で対応するチェックを必須にします。
クラウド接続は読み取り専用で始まり、書き込みは通常承認待ちになります。ただし、事前承認や明示的に有効化した自律動作は別です。修正 PR が届いても、コードレビューを省けるわけではありません。
無料枠と継続運用の費用
2026 年 10 月 2 日確認の公開米ドル価格では、Free と月払い 80 米ドルの Starter があります。Free はメンバー 2 人、クラウドアカウント 2 つ、月次のエージェント利用枠を含みます。リポジトリと連携数は無制限です。無料 PR レビューは料金カードと請求文書が月 10 回、料金 FAQ が 50 回と不一致のため、ワークスペースの表示を確認してください。料金と利用枠の詳細を参照できます。
MCP/API の読み取りが無制限でも、調査や修正などは月次枠を消費します。枠を使い切ると通常停止し、Scale 以上では上限付き追加課金を有効にできます。Free は 7 日間利用者の操作がないと通知され、その後 3 日間反応がなければバックグラウンド監視が停止する場合があります。円建ての税込価格や日本での提供条件は公開ドル価格だけでは確認できません。
よくある質問
アラート通知より先の調査もできますか?
接続済みのコードと運用データを利用して調査し、適切な場合に修正 PR を作成します。得られる根拠と権限によって結果は変わります。
既存の監視サービスを置き換える必要がありますか?
Datadog や Sentry と連携でき、対応クラウドから直接データを取得する方法もあります。自社環境に合う連携を確認してください。
自動調査は自動デプロイを意味しますか?
意味しません。読み取り専用接続とレビュー対象の PR が基本で、書き込みの事前承認や自律動作は別途設定するものです。





