
tabsh:AIコーディングエージェントをブラウザで管理
ローカルのターミナルと複数プロジェクトの進行状況をまとめて確認

tabshは何をするツール?やさしく解説
tabshは、自分のパソコンで動くターミナルとAIコーディングエージェントを、ブラウザのタブにまとめるツールです。コマンドを実行するのはローカルの常駐プログラムで、ブラウザは表示と操作を担当します。Issueやドキュメント、開発中のアプリの隣で作業できます。
複数のセッションを開いて、どれが確認待ちなのか分からなくなった場面に向いています。公式サイトのデモはページ内の模擬環境です。実際のプロジェクトを操作するにはローカルへのインストールが必要です。
複数プロジェクトの確認待ちを見つける
シェルやエージェントごとに、作業フォルダーを持つカードが作られます。ボードではBacklog、In progress、Needs input、Completed、Archivedに整理でき、リストでは全プロジェクトの同じカードを状態別にまとめて確認できます。
カードを開くとターミナルまたはチャットが表示されます。ファイル一覧はシェルのフォルダーに追従し、名前での検索、パスの表示、パネル内での編集ができます。ファイルをターミナルへドラッグするとパスが入力されます。タブを閉じたり再読み込みしたりした後もシェルに再接続でき、タブ、フォルダー、スクロール履歴が復元されます。
ローカル実行とコード競合の注意点
常駐プログラムはループバックで待ち受け、URLフラグメントのトークンでペアリングします。公式資料はtabshのアカウント、独自リレー、テレメトリーがないと説明しています。ただし、接続したエージェントが外部モデルへ送る情報には、そのサービスの方針が適用されます。
Git worktreeによる自動隔離はありません。複数のエージェントは指定したチェックアウトとブランチを使うため、同じファイルの変更が競合し得ます。担当を分け、必要なら別の作業フォルダーを用意してください。
別端末からの操作には任意のプライベート接続が必要です。ドキュメントはTailscaleやSSHトンネルを紹介し、シェルのHTTPポートを公開しないよう警告しています。
料金と対応環境
2026年10月28日の確認では、tabshは無料のMITライセンスソフトで、有料プランはありません。選択したエージェントやモデル、ネットワークサービスの料金は別に確認が必要です。
公式ビルドはApple silicon/IntelのmacOSとx86-64/arm64のLinuxに対応し、Windows版はありません。Safariは http://tabsh.localhost:7681 のローカルアプリを使い、Chromeではローカルアプリへの接続許可が必要になる場合があります。
使い慣れたAIエージェントを接続する
公式ページはClaude Code、Codex、Cursor CLI、OpenCodeを挙げています。プロンプトを受け取れる別のCLIも、起動、再開、ACPのコマンドを設定して追加できます。カードにはTUIとチャットの表示がありますが、各機能の対応条件はプロバイダーごとに確認してください。
tabshは選んだツールを整理する環境です。エージェントの認証、モデルの契約、実行環境まで自動的に用意するわけではありません。
最初のタスクと状態更新を確認する
- MacまたはLinux、プロジェクトフォルダー、設定済みのエージェントを用意します。Homebrewでは
brew install blaise1030/tap/tabshで導入します。 tabshを実行し、ペアリングされたブラウザでカードの作業ディレクトリを確認します。- tabsh内のターミナルで、エージェントに
tabsh setupを実行してガイドに従うよう依頼します。設定はバックアップされ、既存のフックは維持されます。変更ファイルと元に戻す方法を確認しましょう。 - テストでカードが
setup testのメモ付きNeeds inputになり、In progressへ戻ることを確認します。動かなければ同じエージェントに報告を返します。取得できるイベントはツールごとに異なります。 - 小さなタスクを実行し、差分とテストを確認します。設定されたフックは、表示していないターミナルの入力待ちや完了を通知と音で知らせられます。
前面で起動した常駐プログラムは、その起動元ターミナルとともに終了します。Homebrewでは一度停止して brew services start tabsh を使い、http://127.0.0.1:7681 からペアリングできます。
よくある質問
Claude CodeやCodexのモデル利用枠も無料ですか?
無料なのはtabsh本体です。モデルの認証、契約、利用量は選択したサービスの条件によります。
デモだけで本当の作業ができますか?
デモは模擬環境です。実際のシェルにはインストール済みの常駐プログラムとブラウザのペアリングが必要です。
ローカルならAIの通信もすべてオフラインですか?
いいえ。tabshのローカル接続と、エージェントによるモデルへの通信は別の仕組みです。
公式リソース
- 導入、フック、プライベート接続のガイド:設定、接続テスト、取り消し方法。
- 公式GitHubリポジトリ:ソース、MITライセンス、Issues。
- 変更履歴:更新前の確認用。





