
OpenStatus:死活監視とステータスページ
死活監視と利用者への案内を AI とつなぐ

OpenStatus は何をするサイト?やさしく説明
OpenStatus は、Web サイトや API の死活監視、利用者向けのステータスページ、チーム内の障害対応をまとめるオープンソースサービスです。「正常に動くかを定期確認する係」と「障害の状況を伝える掲示板」を一緒に用意する、と考えると分かりやすくなります。
開発者や小規模な SaaS・運用チームが、異常検知から利用者への案内までを扱う用途に向きます。AI は告知や振り返りの下書きを支援し、人が内容を確認します。公式のクラウド版とセルフホストという選択肢があります。
死活監視とステータスページをつなぐ
HTTP 監視では URL、メソッド、ヘッダー、本文を指定し、ステータスコードだけでなく応答ヘッダーや内容も検証できます。200 が返っていても必要な値がない場合を捉えたり、遅延のしきい値で「停止前の性能低下」を区別したりできます。
クラウドの監視拠点は Fly.io、Koyeb、Railway の 28 地域に分散しています。各監視で利用できる地域数はプランによります。地域別結果に加え、DNS、接続、TLS、最初の応答までの時間、転送時間を確認でき、Slack、メール、Discord、PagerDuty、Webhook などへ通知を送れます。
公開ページには監視連携コンポーネントと手動管理の静的コンポーネントを配置できます。監視は状態を測り、ステータスレポートは影響や対応状況を説明する役割です。
最初の監視と公開ページを設定する
- 公開 URL と正常時の応答条件を用意します。API なら必要な認証情報やリクエスト内容も整理します。
- Monitors → Create Monitor から名前と URL を入力し、リクエスト、判定条件、間隔を設定します。
- 保存後に応答時間とステータスコードのグラフを確認し、計測が動いていることを確かめます。
- ステータスページにタイトルと slug を設定し、Components にサービスを追加します。自動追従させるものは監視と関連付けます。
- 公開 URL を開いて表示を確認し、必要なら契約に応じて独自ドメインやアクセス制限を設定します。
操作の詳細は最初の監視を作る公式チュートリアルで確認できます。定期メンテナンスは事前の案内として別途登録できます。
無料枠と有料プランの選び方
2026年10月27日確認。Hobby は監視 1 件、ステータスページ 1 件、コンポーネント 3 件で、最短間隔は 10 分です。Starter の 14 日間カード不要トライアルとは別です。
米ドルの月払い表示は Starter 30 ドル、Pro 100 ドル、Scale 500 ドル。Starter は監視 20 件・1 分間隔・各監視最大 6 地域、Pro は 50 件・30 秒間隔・最大 28 地域です。独自ドメイン、購読通知、Slack AI は有料機能です。年払い、追加機能、通貨や税の条件は公式料金表と決済画面で確認してください。
Slack と AI で障害対応を進める
有料プランでは Settings → Integrations から Slack を接続し、対象チャンネルへボットを招待できます。@openstatus で状態を確認したり、告知の下書きを頼んだりし、公開文面と通知先を確認して承認します。Slack 導入手順には必要な権限と確認方法があります。
内部インシデントの重要度、担当者、メモ、タイムラインと、利用者向けレポートは別の記録です。内部対応を解決済みにしても、公開レポートを別途確認する必要があります。インシデント管理はワークスペースごとに順次提供されています。解決後の振り返りは AI が記録から下書きし、人が修正・承認します。
MCP リファレンスでは OAuth による接続先と読み取り専用・読み書き権限を説明しています。公開操作には通知の明示指定が必要で、確認はクライアント側で行います。CLI、API、SDK、Terraform も利用できます。
セルフホストとデータの扱い
AGPL-3.0 のソースとセルフホスト手順が公開されています。完全版の Docker Compose 構成では独自のプローブと分析設定が必要です。ステータスページだけの軽量構成もありますが、サーバー管理や更新は自分で行います。
プライバシーポリシーには URL、リクエストヘッダー・本文、連携認証情報、障害メモの処理が記載されています。応答本文などは有効化した場合に収集され、監視データの保存期間はプランに従います。機密情報を含む設定やチャンネル権限を事前に確認しましょう。
よくある質問
無料プランでは何ができますか?
小規模な監視と公開ページを始められます。ただし監視数や 10 分間隔の制約が、対象サービスに合うかを判断する必要があります。
ステータスページだけで死活監視もできますか?
監視と公開ページは別の役割ですが、OpenStatus は両方を備えます。コンポーネントを監視に関連付ければ計測結果が反映され、静的コンポーネントは手動管理です。
監視時にどのようなデータを預けますか?
監視設定、必要な認証情報、結果や連携データが対象です。AI の下書きは事実確認が必要で、監視結果だけで根本原因や修復完了を断定しないでください。





