Llama:ローカルLLMのチャットとAPIをPCで使う

オープンモデルを自分のPCで動かし、ブラウザや開発ツールから利用できます。

llama.app
Llama screenshot

Llama.appは何をするサイト?やさしく解説

Llama.appは、自分のパソコンで言語モデルを実行する無料・オープンソースのアプリ「Llama」の配布・ドキュメントサイトです。モデルをダウンロードすると、ブラウザで会話したり、ローカルAPIを通じて別のアプリから利用したりできます。公式サイトではllama.cppチームとHugging Faceによるプロジェクトとして紹介されています。

文章作成や内容整理をローカルで行いたい人、エディタやエージェントに自前のモデルを接続したい開発者に向いています。理解できる入力や回答の品質は、選択したモデルによって変わります。

メモリと用途に合うモデルを選ぶ

必要スペックを考える際は、モデルの大きさと会話のコンテキスト長を一緒に確認します。ファイルを保存できることだけでは、長文処理が快適に動くとは限りません。

Llamaは端末に合うモデルを推薦し、設定を自動調整します。公式モデル一覧にはモデルごとのメモリ目安があります。すべてのモデルに共通する最低RAM容量として読み替えず、自分の作業で試してください。

モデルは他のツールと共用できるHugging Faceキャッシュに保存され、使われない間はメモリから解放されます。Macアプリ本体の小さなダウンロード容量には、別途必要なモデルの重みは含まれません。

インストールして最初のローカルチャットを始める

  1. Mac版またはWindows 11版をダウンロードして起動します。Macでは brew install --cask llama-app も利用できます。
  2. メニューバーまたはシステムトレイのアイコンを開き、推薦モデルのダウンロード矢印を選びます。
  3. ダウンロードしたモデルを選択し、メモリと会話量に合うコンテキストを設定してチャットを開きます。
  4. 短い質問で動作を確認してから、本来の作業を試します。

公式クイックスタートで手順を確認できます。Linux向けにはコマンドラインでの導入方法が案内されています。

ファイルを読み、会話を再利用する

Web UIは、画像を理解するモデルで画像とPDFを、音声入力対応モデルでMP3/WAVを扱えます。テキスト専用モデルに画像理解が追加されるわけではありません。

対応ファイルを添付し、日付の抽出や範囲を指定した要約など、確認しやすい依頼を出します。回答は原本と照合してください。会話の検索、分岐、JSONのインポート・エクスポートにより、過去の作業を探したり保存したりできます。

エディタやエージェントをローカルAPIにつなぐ

対応クライアントのベースURLを http://localhost:9931/v1 に設定します。GET /v1/models で実際のモデルIDを調べ、そのIDをクライアントで指定してください。

APIリファレンスにはストリーミング、構造化出力、ツール呼び出し、Anthropic互換のMessagesエンドポイントが記載されています。コーディングエージェントでは、Llamaがモデルを提供し、別のエージェントプログラムがツールや操作を管理します。プロトコル互換性と作業品質は分けて評価する必要があります。

無料・オフライン・プライバシーの範囲

2026年10月27日の確認時点でアプリは無料です。ローカルAPIのトークン課金は公式サイトで案内されていません。ハードウェア、保存領域、電力は利用者が用意します。アプリのMITライセンスは各モデルの利用許諾を置き換えないため、商用利用はモデルごとに確認します。

必要なダウンロード後はローカル推論をオフラインで実行できます。更新や外部ツールは通信を必要とする場合があります。Windowsの公式リポジトリはテレメトリを送信しないと説明しています。サーバーは初期状態では同じ端末からのみ利用可能ですが、ネットワーク公開や別クライアントの接続によってデータの経路は変わります。

よくある質問

有料プランへの加入は必要ですか?

現在アプリは無料で提供されています。接続する外部サービスには別の料金が発生する場合があります。

インターネットなしで使えますか?

ソフトウェアとモデルが揃っていればローカル推論は可能です。オンラインツールの利用は別です。

必要なメモリ容量はどのくらいですか?

モデルとコンテキスト長によります。端末向けの推薦を起点に、実際の作業で確認してください。

ローカルモデルならエージェントも完全に非公開ですか?

モデルの実行場所だけでは判断できません。クライアント、ツール、ネットワーク設定も確認します。

公式資料と開発者コミュニティ