
OpenCharm:既存エージェントと話せるデスクトップAIアシスタント
いつものAIエージェントに、表情と音声、押して話せるキーを。

OpenCharmは何をするもの?やさしく説明
OpenCharmは、すでに使っているAIエージェントに小さな顔と音声の窓口を追加するアプリです。キーを押しながら話すと、その依頼をエージェントへ渡し、返答を声や字幕で表示します。いわば、エージェント専用のトランシーバーと状態表示です。考えるモデル、記憶、スキルは元のエージェントが担当します。
短い質問のたびにチャット画面を開く手間を減らしたい人に向いています。OpenCharmだけを入れても、メールや予定表を操作できるようにはなりません。実行できる作業は、接続先のツールと権限によって決まります。
最初の会話までの手順
- 公式デスクトップガイドに沿って、自分のOSとCPUに合うインストーラーを選びます。macOSはAppleシリコンとIntel向けがあり、配布物のチェックサムとビルド出所も確認できます。
- 使用するエージェントを別途インストールし、利用できる状態にします。アプリにはNodeと接続サービスのcharmdが同梱されています。新しい作業フォルダーを作成する場合はgitも必要です。
- 初期設定でエージェント、作業フォルダー、名前や色、音声を選び、マイクを許可します。
- MacではOption + Space、WindowsではCtrl + Alt + Spaceを押しながら話し、離して送信します。初期設定の「起動・聞き取り・回答」に相当する確認を見てください。
- 結果が確かめやすい小さな依頼から試します。静かに使うなら、MacはOption + Shift + Space、WindowsはCtrl + Alt + Shift + Spaceで1行の質問を入力し、文字で回答を受け取れます。
接続できるのは一度に1エージェントです。Claude Codeは公式に一連の動作が検証されています。Codex、Gemini CLI、goose、Hermes、OpenClaw、任意のACPコマンドやOpenAI互換サーバーにも接続経路がありますが、すべてが実際のエージェントで検証済みという意味ではありません。Windows版もビルドはありますが、READMEには実機未検証と記載されています。
表情、字幕、確認操作を仕事に生かす
Macのノッチ付近、または画面上部の小さな表示で、エージェントの動きを確認できます。回答や質問は下のパネルに現れます。表情は処理中や完了などのイベントを反映するもので、生成物の正しさを保証する表示ではありません。
ACP経由で承認要求が来た場合、長押しで許可、短押しで拒否し、30秒間応答しないと拒否になります。すべての作業に確認が入るわけではなく、接続先の権限設定が適用されます。名前、色、あいさつ、スリープ時間や動きは調整できます。記憶やMCPによる外部操作はエージェント側で用意します。
日本語音声とデータの送信先を確認する
マイクが開くのは話すキーを押している間だけで、ウェイクワードはありません。ただし、標準のローカル音声認識Parakeetは欧州の25言語を対象とする記載です。日本語が標準設定で使えるとは判断できません。まず文字入力で試し、日本語を使う場合は別の認識モデルやサービスの対応を確認してください。
標準の読み上げでは、回答の文章がMicrosoftの音声サービスへ送られます。公式文書はこれを非公式サービスと説明しており、変更や停止の可能性があります。ローカル音声、Macのシステム音声、対応する別サービス、読み上げなしも選べます。音声設定の詳細を確認しましょう。初回には標準の音声モデル約620 MBのダウンロードが必要です。
音声処理をローカルにしても、エージェントがクラウドのモデルを使うなら、そちらへ情報が送られる可能性があります。完全オフラインかどうかは構成全体で判断する必要があります。
無料で使える範囲とハードウェアの現状
2026年10月13日確認時点で、OpenCharmのソフトウェアは無料です。エージェントの契約、モデルAPI、選択したクラウド音声、任意の部品代は別です。ソフトウェアとファームウェアはMITライセンスですが、ハードウェア設計やブランド資料には別の条件があります。
サイトの約32米ドルという基板価格は送料別の目安で、日本円の国内販売価格や完成品価格ではありません。基板向けファームウェアはまだ開発中で、プロジェクトは機器の販売や予約注文を受け付けていません。部品と開発状況を確認し、まずはデスクトップ版から試すのが現実的です。
よくある質問
エージェントを用意しなくても使えますか?
既存のエージェントか互換サーバーが必要です。OpenCharm自体には推論用のモデルが含まれていません。
無料ならAPIの料金もかかりませんか?
OpenCharmの料金と接続先の利用料は別です。モデルや音声サービスの条件を確認してください。
日本語で話せますか?
標準認識の説明から日本語対応は保証できません。文字入力を利用するか、日本語対応の認識手段を確認して設定する必要があります。
実物の機器が必要ですか?
不要です。デスクトップ版を利用できます。DIY基板版はファームウェアの完成待ちです。
公式のダウンロードと資料
- デスクトップ版リリース:インストーラーと検証用ファイル。
- 公式GitHubリポジトリ:ソース、ライセンス、進捗と不具合報告。





