
Ayven:チームの進捗確認を担うAIプロジェクト管理ツール
Slack・Teamsで担当者に確認し、回答とチケットの状態を追いながら仕事を前へ進める。

Ayvenとは?何に使うサイトかをやさしく説明
Ayvenは、担当者への確認や作業の後追いを支援するAIプロジェクト管理ツールです。Alknoma Ltdが提供しており、普段使うSlackやMicrosoft Teamsで依頼を受け、必要な人に質問し、回答やチケットの進捗を集めます。「誰に聞くべきか」「返事は来たか」「何がまだ終わっていないか」を追うための、チーム向けの調整役と考えるとわかりやすいでしょう。
特に、複数部門の回答待ちが多いPMや開発リーダーに検討価値があります。中心となるのは既存ツール間の調整であり、予算管理、リソース計画などを含む総合的なプロジェクト管理基盤としての適合性は別途確認が必要です。
担当者への確認から完了判定までをつなぐ
リリース前に仕様確認、テスト結果、利用案内がそろっていない場合を考えてみましょう。Ayvenには、求める結果と関係者、期日、既知の情報を渡します。担当者に質問し、返事がなければ別の相手へ確認を回し、関連チケットの状態とあわせて進捗を報告する、という使い方ができます。
継続的に追う必要のある仕事はmissionとして管理します。情報が足りなければ待機し、回答を得たら再開し、目標を満たすと終了します。状況が変われば、終了後に再び開く場合もあります。一度の回答で終わる質問と、後日まで追う課題を分けて扱える点が特徴です。
会話からチケットを作る際は、意味の近い重複を確認して草案を作成します。人がタイトル、説明、優先度を確認したうえで承認する流れです。外部管理ツールがなくてもWeb上のネイティブチケットを使えます。Jira Cloud、Asana、YouTrackを接続している場合は、既存の管理先で作成・追跡できます。
チケットに紐づく仕事の完了は、管理先でDoneになったかどうかが基準です。ステータスが完了でも成果物が正しいとは限らないため、納品内容や受け入れ条件は担当者が確認してください。
Slack・Teamsで最初の依頼を始める手順
導入時は、対象と完了条件が明確な依頼を一つ選ぶと評価しやすくなります。
- Slackアプリをインストールします。Teamsでは公式アプリパッケージを取得し、Apps → Manage your apps → Upload an appからアップロードします。
- 対象チャンネルにAyvenを招待し、@Ayvenで依頼します。背景だけでなく、欲しい結果、期日、関連する担当者を具体的に伝えます。
- 必要に応じてWebアプリからチケット管理や文書ストレージを接続します。追加連携をすべて済ませなくても利用は始められます。
- 提案されたチケットや文書の変更内容を確認し、権限設定に沿って承認します。
- 回答、進捗報告、チケットの状態を見て、期待した結果が得られたかを確認します。
チケット管理と承認の仕様では、メッセージや期限超過チケットへの状況コメントは自動送信の対象です。一方、チケット・文書の変更は通常承認が必要で、操作種別ごとに自動承認を設定している場合は例外となります。削除には人の関与が必要です。
開発者向けにはHTTP APIとMCPの入口もあり、Claude CodeやCursorなどからユーザーのAPIキーでエージェントにメッセージを送れます。キーごとのレート制限があり、無制限の外部実行基盤ではありません。
調査結果を文書とチケットに残す
判断材料が不足している仕事では、接続済みの社内文書、Web、または両方を対象に調査できます。標準は両方を使うハイブリッドです。結果にはWeb出典リンク、確信度、追加で確認すべき質問を含められるため、根拠を確認してから次の作業へつなげられます。
文書作成では章立てを計画し、接続ストレージに内容を作成します。既存文書の変更は差分として確認でき、作成済み文書は後の意味検索にも使われます。調査結果をそのまま結論とせず、出典の新しさ、条件の抜け、プロジェクトとの関連性を確認してから、承認済みの文書やチケットに残す使い方が適しています。
無料枠とチーム向け料金を確認する
以下は2026年10月13日に確認した公式料金・利用枠です。金額は公式サイトの$表記をそのまま記載しており、日本円への換算額や日本向けの税・決済条件を示すものではありません。
| プラン | 公式サイトの料金表示 | 主な利用枠 |
|---|---|---|
| Free | $0、カード登録不要 | 毎月500 credits、自律実行1枠、対話実行1枠、すべての連携 |
| Standard | 月払い$199/年払いは月額換算$179 | creditsの従量計測なし、自律実行1枠、対話実行3枠 |
| Premium | 月払い$398/年払いは月額換算$358 | creditsの従量計測なし、自律実行3枠、対話実行5枠 |
| Enterprise | 個別見積もり | 専用基盤、独自導入、SSO、データ主権の選択肢を相談 |
自律実行枠はバックグラウンド監視や定期処理、対話実行枠はSlack・Teamsからの直接依頼に使い、別々に数えます。チーム向け有料プランは人数ごとの課金ではありませんが、利用量を計測しないことと同時実行数が無制限であることは別です。
Freeとクレジットパックは完了した実行1回につき1 creditを消費します。無料分を使い切ると更新または追加まで停止します。追加パックは500 creditsが$40、2,000 creditsが$100で、購入分には有効期限がありません。無料分は毎月リセットされます。年払いの月額換算を月払い料金と混同しないようにしてください。
権限・データ・日本語利用で確認したいこと
連携とデータ権限の仕様には、OAuth権限を取り消せることと、データをモデル学習に使用しないことが記載されています。チーム情報の分析範囲は招待済みのワークスペース内公開チャンネルで、DMと非公開チャンネルはチーム分析の対象外です。この説明は分析範囲の話であり、Ayvenへ個別に話しかけられないという意味ではありません。
「学習に使わない」は、データを保存しないことや外部で処理しないことを意味しません。保存期間、処理事業者、出力の利用条件に社内基準がある場合は、接続前に公式窓口で具体的な条件を確認してください。
公式FAQでは英語を最も得意とし、調査も英語情報に強いと説明されています。主要な複数言語の理解・生成に対応するとされていますが、日本語品質の個別保証はありません。社内固有の用語や日付、依頼の条件を含む小規模な試用で判断するのが現実的です。
よくある質問
Ayvenは無料で使えますか?
Freeプランで毎月500 credits、自律実行1枠、対話実行1枠を利用できます。カードは不要です。使い切った場合はリセットを待つか追加し、購入したcreditsは無料分と異なり期限切れになりません。
SlackやTeams以外の管理ツールと連携できますか?
公式資料にはJira Cloud、Asana、YouTrack、GitHubが掲載され、FAQではGoogle DriveとNotionにも言及しています。HTTP API・MCPの入口もありますが、必要な操作権限やAPIキーごとの制限は個別に確認が必要です。
AIが承認なしでチケットを書き換えますか?
通常のチケット・文書変更は承認を求めますが、設定済みの自動承認には例外があります。メッセージと期限超過の状況コメントは自動送信され、削除には人の関与が必要です。
社内データはどのように扱われますか?
公式説明ではモデル学習に使わず、OAuth権限も取り消せます。チーム分析の対象範囲には制約がありますが、保存や処理に関する全条件を保証するものではありません。機密情報を接続する前に組織の要件を確認してください。
公式ドキュメントとサポート
- 公式セットアップ資料:インストール、連携、開発者向け接続手順。
- 公式サポートフォーム:アカウント・請求、連携、不具合の問い合わせ。





