Dial:AI音声エージェント向け電話API

AIエージェント向け電話番号と通信API

getdial.ai
Dial screenshot

Dialは、AIエージェント向けのプログラマブル通信基盤です。ソフトウェアに電話上の身元を持たせ、実在する番号で音声通話の発着信やSMSの送受信を行えます。回線とアカウントの条件を満たせば、iMessageやWhatsAppも利用できます。同じ番号、メッセージ、イベントをREST API、MCP、CLI、SDKから操作します。

わかりやすく説明すると、Dialは何をするサイト?

一般的なAIエージェントは情報検索やソフトウェア操作はできますが、本物の電話に出たり、SMSで届く認証コードを自分で受け取ったりはできません。Dialはこの「電話機能」を追加します。エージェントに番号を割り当て、コマンドやAPIで電話、メッセージ送信、折り返しへの対応を実行させます。

個人向け携帯電話サービスでも、設定不要の完成済みコールセンターでもありません。何を話し、どの業務を行うかは自社アプリと指示で決め、Dialは番号、通信経路、通話実行、イベント配信、履歴を担当します。

AI音声通話、SMS、受信イベント

発信時は会話の指示を渡します。音声エージェントがリアルタイムで会話し、終了後にステータス、時間、文字起こしを取得できます。着信は番号に保存した別の指示で応答方法を決めます。

SMSは双方向です。iMessage回線ではより豊かなメッセージを扱えます。WhatsAppは現在アカウントごとに有効化されるベータ機能で、iMessage回線に追加します。WhatsAppの送信は現時点でテキストのみです。

送信と通話は非同期で完了します。本番ではHTTPS webhookを登録しましょう。Dialはイベントに署名し、配信を再試行し、重複処理を防ぐ固定イベントIDを付与します。

AIエージェントに電話番号を与える手順

  1. CLI、REST API、MCP、Node SDK、Python SDKから環境に合う方法を選びます。
  2. メールアドレスと電話番号を確認してアカウントを作成します。初回設定で最初のDial番号が用意されます。
  3. 着信が必要なら着信指示を設定し、SMS 1件または通話1回でテストします。
  4. 最終結果と文字起こしを確認し、受信メッセージや通話終了を受ける署名付きwebhookを登録します。
  5. 規模を広げる前に、同意、通信事業者の登録、二重送信防止、人への引き継ぎを設計します。

公式のインストール・開始ガイドはCLIの流れを説明します。SDK一覧にはNode、Python、複数のエージェントフレームワーク向けパッケージがあります。

料金、開始クレジット、利用上限

2026年9月4日の確認時点で、Dialはカード不要の5米ドル開始クレジットを案内しています。従量課金では、番号1つにつき月3米ドルに加えて通話時間とメッセージが課金されます。番号単位の定額月払い・年払いもあり、最新金額はログイン後の請求画面で確認します。 現在のセルフサービス定額プランは1番号あたり月額20米ドル、または年額200米ドルです。iMessage番号は従量課金専用で、この定額プランには追加できません。

初回入金または購読前は、1通話が最長5分、同時通話がアカウント全体で2件です。iMessage番号は1日50件まで新しい会話を開始でき、継続的な送信量と未返信の宛先には別の制限があります。WhatsAppはベータ利用権が必要です。大量処理を設計する前に最新の利用上限を確認してください。

プライバシー、録音、法令対応

Dialのプライバシーポリシーによると、通話メタデータ、音声または録音、メッセージ内容、文字起こしが処理されます。通信内容はDialの基盤に保存され、文字起こしには第三者事業者が使われます。現在記載されているサービス事業者は米国所在です。

Dialは録音、メッセージ、文字起こしをAIモデルの学習や微調整に使わないと明記しています。一方、アカウント記録と通信データに固定の削除期限は約束されていません。利用者側が法的根拠、告知、同意、通信事業者の要件、送信内容に責任を持ちます。緊急番号はブロックされ、米国宛てSMSでは10DLC登録が必要になる場合があります。プライバシーポリシー利用規約を確認してください。

Dialが向いているチーム

予約確認、サポート、フォローアップ、認証、通知を行うエージェントを開発するチームに向いています。音声とメッセージを1つのプログラマブルな接点で扱える点が実用的です。

完全なノーコードのコンタクトセンター、個人用回線、全地域での番号提供保証を求める用途には向きません。確実な受信処理には短時間のライブイベントだけでなくwebhookを使います。自動営業や大量発信には、法令と同意の事前確認も必要です。

よくある質問

DialはAIで発信と着信の両方に対応しますか?

はい。指示からライブ音声通話を開始でき、番号に設定した着信指示で電話に応答できます。終了後に状態、時間、文字起こしを確認できます。

Dialは無料ですか?

フリーミアムです。開始クレジットで試せますが、番号と継続利用は従量課金または購読です。入金前のアカウントには追加制限があります。

SMSとWhatsAppは使えますか?

SMSは双方向です。WhatsAppはiMessage回線に追加するアカウント単位のベータで、送信は現在テキストのみです。

通話録音をAI学習に使いますか?

現在のポリシーでは使用しないとされています。ただしサービス提供のため処理・保存される可能性があるので、自社のプライバシーと保持ルールが必要です。

既存のエージェント基盤と連携できますか?

REST、MCP、CLI、Node・Python SDK、複数のフレームワーク向けパッケージが、同じ番号、通話、メッセージ、イベントを操作します。

公式資料と開発者コミュニティ