
Context.dev:AI向けWebスクレイピング API
Webページの取得からサイト巡回、検索、変更監視までをAIエージェントにつなぐAPI。

やさしく説明:Context.devは何に使うサイト?
Context.devは、アプリからWebページの情報を取得するためのWebスクレイピング APIです。URLを送ると、Markdown、描画後のHTML、スクリーンショット、指定した項目のデータなどを返します。ブラウザーやプロキシの運用をサービス側に任せられます。Markdownは見出しや箇条書きを残す読みやすいテキスト形式で、AIに資料を渡す用途に適しています。
運営はContext Dev Inc.です。AIエージェント、調査ツール、RAGの情報収集部分を作る開発者に向いています。RAGは回答前に関連資料を検索する仕組みです。取得した内容の保存、索引作成、回答への組み込みは利用側で設計します。
1ページの取得とサイト全体の巡回を使い分ける
URLが決まっているならScrapeを使います。本文用のMarkdown、構造確認用のHTML、画面記録、JSON Schemaに沿った項目抽出などを選べます。JavaScriptの描画とプロキシは基本料金に含まれますが、ブラウザー操作などは消費クレジットに影響します。
文書サイトを取り込む場合は、MapでURLを見つけ、必要なパスを選んでからCrawlを実行します。Crawlはリンクをたどり、1回で最大500ページのMarkdownを返します。ページ数、深さ、パスを制限でき、より大きな処理には非同期のBatchesを使います。結果は状態確認またはwebhookで受け取ります。
まず代表的な数ページで本文やコード例を確認し、出典URLを残してから自分のRAG索引に送ると判断しやすくなります。Scrapeは標準で最大3日前のキャッシュを使う場合があります。新しく取得したいときは maxAgeMs: 0 を指定します。
無料枠とAPIクレジットの考え方
2026年10月15日時点で、Freeはカード登録なしで毎月1,000 APIクレジットを提供しています。公開されている米ドル月払い料金はDeveloper 19ドル、Pro 99ドル、Growth 299ドル、Scale 499ドル。月間クレジットは順に7,500、125,000、500,000、1,000,000です。Enterpriseは個別見積もりです。年払いと購入条件は公式料金ページを確認してください。円建て価格ではありません。
通常のScrapeは1クレジットから、ブラウザー操作を加えると基本は2クレジットです。成功したJSON抽出にはさらに4クレジットが加算されます。そのため無料枠を「1,000回のJSON抽出」とは数えられません。Logo Linkは別枠で、Freeに一度限りの10,000リクエストが含まれます。
一部成功や取得先の404も課金対象になる場合があります。有料プランでAuto-Topupを有効にすると追加購入が発生し、支出通知は利用停止の上限ではありません。実効的な同時実行数やレート制限はダッシュボードを確認します。
最初のAPIリクエストとMCP接続
- アカウントを作り、秘密APIキーをサーバー側で保管します。
- 公式クイックスタートからcURL、またはTypeScript、Python、Ruby、Go、PHP SDKを選びます。
- Bearer認証で
https://api.context.dev/v1/web/scrapeにPOSTし、urlとformats: { "markdown": true }を渡します。本文に絞る場合はsharedParams.mainContentOnlyを使います。 markdown.successを確認してからmarkdown.dataを読みます。HTTP 200でも個別の出力が失敗することがあります。- サンプルの品質を確認してから巡回範囲を広げます。
対応するAIツールはMCP接続ガイドに従い、https://mcp.context.dev/mcp にOAuthで接続できます。呼び出しは接続した組織のクレジットを消費します。
検索、出典付きの調査、変更監視
Searchは検索語からURL、タイトル、説明を返し、Markdownも付けられます。Answersは調査タスクとJSONの見本を受け取り、出典URL付きの構造化した結果を返します。重要な結論は出典で確認してください。
Monitorsは最初に基準を作り、ページやサイトマップなどの内容を定期比較します。単純なテキスト差分や、指示に沿った重要な変化を追跡できます。基準作成の完了、webhookの署名、失敗した実行を確認する必要があり、初回取得自体は変更通知を送りません。
Brandはドメインから企業情報、ロゴ、色を取得します。Styleguideは書体、余白、コンポーネントのスタイルを抽出し、製品の初期設定やブランド表示に活用できます。
データ保持と利用権の確認
プライバシーポリシーは、適用される契約や制限の下で、クエリと結果をサービス改善やモデル学習に利用することを認めています。通常の呼び出しが自動でゼロ保持になるわけではありません。
ZDRには組織への権限付与と、対応リクエストごとの明示設定が必要です。X-Context-ZDR: true を確認します。Batches、Monitors、Brand retrievalはこのモードに対応せず、ZDRではPDF OCRも省略されます。自分のアプリのログや保存先も管理してください。APIで取得できても、第三者のページやロゴを自由に再配布できる権利は付きません。
よくある質問
無料枠は毎月使えますか?
Freeの1,000 APIクレジットは月ごとの枠です。Logo Linkの無料10,000リクエストは一度限りで、別の枠として扱います。
JavaScriptの多いページも取得できますか?
ScrapeはJavaScriptの描画に対応しています。実際の対象サイトで試し、必要な出力が成功したか確認してください。
失敗したリクエストは必ず無料ですか?
一律ではありません。部分的な成功や取得先の404は課金される場合があるため、利用量も確認します。
SDKは提供されていますか?
TypeScript、Python、Ruby、Go、PHP向けの公式SDKがあります。MCP経由で対応するAIツールから呼び出すこともできます。





